何者にもなれなかったよ

何者にもなれなかったけど納税はしています

かがみの孤城が教えてくれること

こんにちは、ボンです。

「最近泣いたこと」というお題があって、書きたいのに書けないでしました。

というのも、涙が出ない日々を送っているから。

そんななか、ようやく涙が出た出来事があります。

昨日、金曜ロードショーでやっていた「かがみの孤城」で泣きました。

 

映画「かがみの孤城」は、辻村深月さんの小説が原作です。

あらすじは

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。 引用:かがみの孤城 辻村深月 | ポプラ社

といった内容。

私はもともと辻村深月さんの作品が大好きで、9割がた読んでいると思います。

かがみの孤城」はおととし小説で読み、昨年映画を見ました。

1年後にテレビの地上波で放送されるとは思ってもみなかったので、放送されると知ったときは大変うれしく、放送日が待ち遠しかったです。

 

さて、小説と映画でこの作品に触れていましたが、昨日もやはり泣いてしまいました。

アキちゃんの境遇を想うと、胸が痛みます。

鏡の外で辛い日々を送っている7人。

この7人の誰かと同じような体験をした人は、きっと多いのではないのでしょうか。

私もそうだったので、あの鏡の中で7人と一緒に過ごしたかったなとも、思いました。

 

わたしのこの記事のタイトルに「かがみの孤城が教えてくれること」と付けました。

それは何年たってもずっと先の未来でも、いじめはなくらなない、ということです。

そして、辛い境遇にいても手を差し伸べてくれる人はいる、ということも。

生きていると、憎らしい人や記憶から消したい人と出会うこともあるでしょう。

人間関係の悩みは尽きないと思いますが、自分を責めるのは絶対やめて。

1つの環境だけにとらわれずに、周りを見渡すと新しい環境が見つかるはず。

北嶋先生のような存在を頼るのも、大いにありです。

 

かがみの孤城」を見終えた後、そんなことを考えていました。