さて今回は「昔はどんな子どもだったのか」というお題です。
私が語る子どもの頃とは、幼稚園から小学生の頃を指します。
おとなしくて空想好きな子どもでした。
そうなったのも私が育った環境が影響しているように思います。
多分だけど、小さいころ、周りからポジティブな言葉を掛けてもらったことがないと思います。
また物心ついたころ、家族はよくケンカをしていました。
そして小さな私に、祖父母や叔母は、親の悪口を言ってきたのでした。
私はただロボットのように聞いていました。
大人になった今も、たまに聞かされます。辛いです。
殴る蹴るといった暴力はなかったけど、相手をののしったり、私を味方につけようとしたり、そんな場面が目に焼き付いています。
現実を受け入れるしかなく、自分の思っていることをなかなか口に出せずにいました。勇気を出して言っても、生意気と言われたり、ほかにも悲しいことを言われました。
だから空想の世界に逃げていたのかもしれません。
もしかしたら楽しいことやうれしいこともあったと思いますが、思い出すのはケンカをしている家族の光景ばかり。
自己肯定感が低いのは、子どものころの経験からきているものだと、だいぶ大人になってから気付きました。
もし私に特殊な力があるとしたら、あの頃の自分の隣に座り、ただただ寄り添ってあげたいです。